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2006年10月15日 (日)

ハセツネ清掃登山

H181015junbi_2 あのレースから1週間が経ちました。

ちょうど、週末の14日(土)から、現役部員らは、第2学期中間試験に向けて部活動停止期間に入りました。

 

そこで、管理人moaiは、今日、大会主催者である東京都山岳連盟の呼びかけによるコース上の合同清掃登山に、助っ人として我が家の次男坊(小5)を連れて参加してきました。

 

今年は、コースコンディションが良かったことが災いしてか、例年以上にゴミの散乱が目立ちました。

どんなにレース色が強まろうと、コースが山中という自然のただなかであることを考えれば、「立つ鳥後を濁さず」の気持ちは大切にしなければなりません。故意ではないにしろ、暗闇のなかでザックからこぼれ落ちたゴミも多くあったことでしょう。荷物に対する事前の創意工夫も必要かと思われます。

 

そうした状況のなか、本日集まった参加者は、・・・

 

約120名ほど。

全長71.5kmを12のブロックに分けて、グループごとに活動することになりました。

H181015ishikawahiroki 武蔵五日市駅裏手の小倉公園での開会式では、後援のパタゴニアさんから、なんと100点ほどの品がプレゼントされました。そのプレゼンターは、あの石川弘樹さんでした。今回のレースでは、30km過ぎまで2位につけてその好調さを見せつけていましたが、その後木の根に足を強打して負傷、34km地点でリタイアという結果に終りました。本日は、その怪我の身をおして一緒にゴミ拾いに参加とのこと、さすがです。

 

さて、我々親子の割り当ては、最終区間の「あと5km地点」からゴールまで。つまりは金毘羅尾根の最下部にあたります。

H181015gyouretu どなたも、本番ではゴール直前のこの区間では自らに最後の鞭を入れて追い込んでいる辺り、周りの景色を楽しむ余裕もないことでしょうが、今日はその分ゆっくりとその里山の風景から、信仰の色濃い山道と、眼下にひろがる五日市の街並みなど、満喫することができました。

 

問題のゴミ自体は、大会の翌日に役員の方々がコース上の表示板などの撤去作業にあわせて拾ってくださったこともあって、思いのほか汚れてはいませんでしたが、レース以外の一般ハイカーによるものや、土に埋もれた相当に古いものまで、この機会に山の大掃除をいたしました。なにしろ、このグループには子どもも含め20数名が参加しましたので、取りこぼしなく拾い集めることができたようです。

 

H181015ato5km 予定通り、なつかしの「あと5km」の標識の部分で折り返し、金毘羅園地の高台までもどってきたところで、参加者同士の親睦を兼ねて自己紹介、わが息子は、「将来参加する?」の質問に、ややあって・・・「はい、参加したいと思います!!!」

周囲の空気にそう言わされた感が強かったのですが、さかんな拍手を浴びて照れておりました。あ~あ、言っちゃった。

みなさん、年齢もまちまち、お住まいも東京のみならず関東一円に及び、初参加の方から10回を超えるベテランの方まで千差万別でした。

 

H181015ryuzansou 下山後は、都岳連の詰所となっている秋川の雄山荘へゴミを集結、具だくさんのトン汁をふるまわれごくろうさんの一杯のうえに、交通費までいただいて恐縮の極みでありました。

最後に、あるベテランの方が、おっしゃっていた言葉が印象的でした。

「第3回大会(今から11年前)後の清掃登山では、ゴールから第3チェックポイントの御岳・長尾平までを担当しましたが、その時のメンバーは役員の方を含めて3人でその任にあたりました。」

 

H181015konpira 今日のこの活動を経験し、あらためて自然のフィールドを使った競技に対する我々参加者の「走らせて、歩かせていただいている」という謙虚な意識の大切さを思い知る結果となりました。

雄山荘下を流れる秋川の流れは本番では目もくれずに通り過ぎるところ、今日は穏やかに秋風が川面を渡っていました。

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コメント

moaiさま 御曹司くん 清掃登山ご苦労様でした。孫K,K
の身代わりに爺が奉仕すればよかった。また まかり出ましたが、今回といい、広河原⇒北岳といい、K,K が一方ならぬお世話になりました。

このコースを「Google Map」で辿ってみて、難コースであることがよ~く判りました。OO年か以前、青梅マラソンや志賀高原タートルマラソンを走った爺も、これには脱帽でした。

また かつて「北岳」にも、ブロッケン現象や北岳草を求めて、大樺沢を登ったり、バットレスに踏み入れたり、急坂を奈良田に下りたりした爺には、K,Kの途中参加をよくぞ面倒見ておくれました。

「負け惜しみ」の弁=楽しく読ませていただきました。
moaiさま のストーリーは、ヒトを乗せてしまわれる魅力が満載です。これからも 文才の書かれる記事を待っています。(・・神々の・・で思い出して・・)

お勧めの本「神々の山嶺・上・下」いい山岳小説です。
もうお読みでしょうか?  私のブログ (URL)
       ↓
http://syakujii313709.cocolog-nifty.com/tokyoburari/

に出しておきました。よかったらお読み下さい、絶対
オススメです。

投稿: しゃく爺(石神井) | 2006年10月17日 (火) 16時21分

>しゃく爺様

コメントありがとうございます。
いやはや、ふざけた文章書いてお恥ずかしい限りです。
「戯言」として、今後もお付き合いください。

ところで、ご紹介いただいた『神々の山嶺』ですが、夢枕獏さんの作品ですね。2.3年前でしょうか、発刊と同時に熱い思いをかかえながら読みました。
たしか、主人公のモデルは、クライマー森田勝さんだったかと・・・。いずれにしても、血が騒ぎ、肉躍る、小説だと思います。

投稿: 管理人 moai | 2006年10月17日 (火) 22時38分

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