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2005.04.30

目にやさし、新緑にこだまする

miyagase170430_0011突如、「そうだ!ハイキングに行こう!」
ということで、神奈川県の津久井と秦野の中間に位置する『宮ヶ瀬』へ行きました。
GWで道が混むだろうということで、朝早めに行動したことが幸いして、あっという間に新緑の里山に到着、早速バードウォッチングに最適な湖の周回コースとなっている早戸川林道を歩き始めました。林道とはいえ、関係車両しか通らないらしく、実に静かな道が続きます。途中、重いカメラを抱えた一グループに逢っただけで、あとはしきりに警戒する野鳥のさえずりがかえって歓迎ムードを盛り上げます。

そして、3Kmほど進んだあたりでした。カーブを曲がるとなにやら路肩に大きな塊が・・・。横たわっていたのは、メスの鹿でした。まだ、死後それほど経過してはいなかったようですが、すでにあたりには異臭をはなっていました。鼻をつまみながら、そろりそろりと通過。
「かわいそうだったね」と次男。
「崖から落っこっちゃったのかなあ」と長女。
「あんな野生の動物のまともな死体見たのはじめて」とママ。
密漁以外の可能性としては、転落後、足を骨折して力尽きるといった不幸が考えられます。
その後も、道に散らばった鳥の羽毛を見つけ、
「たたかいのあとだね。」
「弱肉強食だあ。」
自然の自然なすがたを子らもしっかり目に鼻に心に印象付けたようでした。

そうして、10Km近い全行程の疲れも出始めた後半、元気をだそうとばかりヤマビコ合戦。
「ヤッホー」「ヤッッッホーーーー!!!」
かえってきました。しっかりと。
それがわかってからというものたいへんな騒ぎ、山中の鳥達にはいい迷惑でしたでしょうが、向かいの仏果山、遠くの丹沢の山なみにまでその「ヤッホー」の連呼はしばらく続いたのでした。

miyagase170430_0021ようやくゴールは宮ヶ瀬湖にかかった「虹の大橋」。その近くのビジターセンターには、湖面の青に負けないほどの澄みきった空にきもちよさそうに鯉のぼりが泳いでいました。

あっ、長男のこと忘れてた・・・・
(彼はサッカーの練習試合と練習後のチームメイトとのミーティング(?)に忙しい一日を過ごしたようです。)

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コメント

moaiさん 私も 50数年前訪れましたので、moaiさん独特の情景描写に 引き込まれ、繰り返し懐かしむ事ができました。
メス鹿の死体を発見した時の、ご家族各々が出された言葉・感情にも  とても温かいものを感じます。
そして、丹沢山系に響いた やまびこ 合戦!こだま ならぬ 幸せが moaiさんご一家にいっぱいもどって 降り注がれたことでしょう。

投稿: 沼津アルプス | 2005.05.01 15:31

沼津アルプス 様
コメントどうもありがとうございます。
今日は朝から急にのどが痛んで声が出なくなっていました。(笑)「幸せ」を呼び込むのも容易ではありませんね。ああ苦しい。筆談でよかった!

投稿: moai | 2005.05.01 19:14

とても気持ちの良さそうなところですね。
行ってみたくなりました。
自然の中に身をおいて、日常の色々な煩わしさから体も心も解き放ってあげると、「明日も頑張ろう!」なんて思ったりしますよね(*^。^*)
それにしても、声が出なくなるまでヤマビコ合戦とは・・・・moaiさんやっぱり若い!!

投稿: りんごママ | 2005.05.02 11:22

宮ヶ瀬に行きましたか!
GWに私達夫婦もビジターセンターから湖周辺を走り回っていました。このGWは天気が良くにぎやかでしたよ。
今年、丹沢は雪が多く、鹿や野生動物たちは大変だったようです。鹿のエサは冬の間、笹を主食にしますが、雪に埋もれ食べれなかったようです。4月初めまで1mを越す積雪だったと山小屋の人が言っていました。

気持の良い季節になりました。

投稿: shimo | 2005.05.09 12:43

shimoさん コメントどうもありがとうございます。
shimoさんの5月5日の記事を読み、懐かしかったです。高校生からしばらくの間、大倉尾根(馬鹿尾根)では、石をたっぷりつめたキスリングザック(今は死語)を背負い(=ひきずり)、ボッカ(歩荷)訓練を繰り返していましたから。いま、花立あたりから塔ノ岳にかけての登山道の石ころはその当時に持ち上げた涙、涙の結晶に違いありません。(笑)
ああ、懐かしいけれど思い出したくもない地獄の訓練・・・。

投稿: moai | 2005.05.09 20:15

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