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2008.01.13

追悼 ヒラリー卿

1953年5月29日午前11時30分、人類として初めて地球上の最高地点に到達したサー・エドモント・ヒラリー。
 
飽くなき「征服者」は、同時に限りなき「自然愛好家」でもありました。

エベレストの頂上に立った感想を問われて、「征服者」は・・・
 
「雪に覆われた平らな場所に向かい登り続けた。到達すると、そこには、何もない空間だけが一面に広がっていた。後に続いたテンジンとともに驚異の面持ちで周囲を見回していると、途方もない満足感が押し寄せ、われわれが世界の頂上に到達したのだと悟った」
 
遺言として、「自然愛好家」は・・・
  
「生まれ故郷近くの浜辺に優しく打ち上げられて心地よく波に洗われたい。そうして、わたしの全人生が完結するんだ」
 
人を、その魅力がここまでに駆り立て、かつそのやさしさがこれほどまでに包み込む「大いなる自然」。あくまでわたくしたちはその「一部」であることを、あらためて教えてくださいました。合掌。

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コメント

世界初エベレスト征服者ヒラリー卿のことば・・
「人生の完結」に臨む場所は、生まれ故郷近くの浜辺の波と戯れる図。
どこまでも嶮しく「高い山」でもなく、
どこまでも果てしない「広い海」の彼方でもなく、
寄せては返す「波打ち際」というのがいいですね。
人間や万物を育む『母なる大地』に根ざした偉大なる自然愛好家だったのですね。
それにしても・・イースター島の仲間たちもmoaiさんも小躍りして喜びそうな「容貌」でいらっしゃる(笑)。

投稿: 幸せコスモス | 2008.01.14 10:42

>幸せコスモス様
 
>それにしても・・イースター島の仲間たちもmoaiさんも小躍りして喜びそうな「容貌」でいらっしゃる(笑)。
 
ということは、その容貌にあやかって私もその頂に立たねばなりませんね。(笑)

投稿: moai | 2008.01.15 22:14

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