萩往還 その後〈番外編〉
レースの翌日、帰京までの時間を
〈山口~津和野 往還〉を決行! (ちなみに車です)
そのお陰で、数多くの偉人賢人らとの再会を果たすことができました。
←この〈番外編〉も含め、アルバム(61枚)をアップいたしました。
あらためて・・・「おいでませ、山口へ」



順に、
ザビエル
雪舟
鷗外
中也
最後は、山口への帰郷を夢見てその直前に鎌倉にて無念にも還らぬ人となった詩人、中原中也の『帰郷』が、深く胸に沁み入りました。
これが私の古里だ
さやかに風も吹いてゐる
心置きなく泣かれよと
年増婦の低い声もする
あゝ
おまえはなにをして来たのだと……
吹き来る風が私に云ふ
中原中也 「帰郷」より
中原中也殿
わたくしの現在の心境を語ることをお許しくださいませ。
これが私の「夢に見た萩往還」だ
さやかに風も吹いてゐる
心「して反省せ」よと
「私の中のもう一人の」声もする
あゝ
おまえはなにをし「にはるばる山口まで」来たのだと……
吹き来る風が私に云ふ
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コメント
またまた、勉強させていただきました。
皆さん、山口にゆかりがあるのですね。私も物事良く知らないので、色々調べる機会をmoaiさんから頂いております。いつも、そのキッカケを戴きまして、ありがとうございます。
投稿 くーたろう | 2008.05.09 02:25
アルバム61枚一気に拝見しました。
なんて美しい所なのでしょう。。
情緒たっぷりで、陶芸に興味があり
「萩焼」が一番好きな私は
行きたくてムズムズしてしまいました。
今度「リベンジ」の際には
是非ご一緒に!(笑)
91km本当にお疲れ様でした!!
今回色々な想いがあったことと思いますが
また前を向いて走り出そうとするmoaiさんを
中也殿もきっと微笑んで見つめておられることと思います。
投稿 りんごママ | 2008.05.09 20:13
>くーたろう様
こうした「人」を生み出す母胎には、つねにこうした「故郷」「古里」といった存在があるのだと改めて感じさせられます。
投稿 moai | 2008.05.10 00:32
>りんごママ様
どこまで走っても「完璧」に走りきることができないわたくしでいつづけたい。
ちょうど器の足に敢えて三角の切り込みを入れて不完全さを持たせる「萩焼」のように。(笑)
投稿 moai | 2008.05.10 00:38
>91㎞地点 萩:笠山
この風景をもって、このたびの自分自身との闘
いは終了いたしました。
まさに闘い・・実に潔い決断だと思います。
そして、国宝あり山水画の世界あり緑滴る回遊庭園あり、節句に相応しい「兜形の落雁」に点茶までも・・・。
吹き来る風がmoaiさんに云ふ
一歩づつ 歩く 身だもの
栖月山 雲林寺 宗空和尚の色紙
たかが人生 されど 人生
萩焼の同色調の湯呑み茶碗の文字
ろうたけた宗空和尚の直筆も、明日を目指した青年らしい自筆の焼き付けられた文字も、それぞれに味わい深く、私の胸にも「五月晴れの風」を送り込んでくれました。
投稿 幸せコスモス | 2008.05.14 00:37
>幸せコスモス様
つくづく峠というヤツはすばらしいものでして、往還を乗り越して後、夜明けとともに眼下に萩の街と日本海が見え隠れしたときは、思わず叫んでしまいました。
(この展開では遅いんですけれど…笑)
投稿 moai | 2008.05.15 01:00